2枚目:月の嘘泣き(笑)
この場面もめっちゃ描きたかったんですわ〜vvv
ポイントは冷めている後ろの二人と、何気に赤くなっている駅員さん(爆)
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だがマットが感心する一方で、話しかけられた駅長はあまり真剣に考える素振りを見せず、面倒くさそうに返事をした。
「そう言われても。西洋人の旅行者なんていっぱいいるからねえ」
その時だ。月は必死の形相で駅長の腕を掴んだ。駅長がぎょっとする。
「お願いします!!」
月の琥珀色の瞳からは、涙が溢れだしていた。
マットの目が丸くなる。駅長も月の様子に驚いていたが、やがて励ますように言った。
「あんた、大丈夫か?男が軽々しく泣くもんじゃない」
だが、月は癇癪を起こした。
「この僕に、泣くなとおっしゃるんですか!?
その金髪の馬鹿男、僕の婚約者と逃げたんです。必死に調べ上げた挙句、やっとここまで辿りついたんだ」
マットは唖然とした。駅長もぽかんとして見ている。Lだけがへらりと笑っていた。月はハンカチで口元を押さえた。
「彼女、二股かけてたばかりか、僕の貯金を一銭残らず持ち逃げしたんだ。
あんなに愛していたのに。この僕をコケにしやがって。
彼女のためになら、僕は何だってしてやったんだ!それなのにあの馬鹿男のために全てが台無しだ」
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