No.17 今後


「うっ…ン…?」

メロの意識が浮上した。
周りを見回して見ると、見慣れた自分のベットに寝ている事がわかった。
それにいつの間にか男に戻ってる。

どれくらい寝ていたのだろうか…。

あれは夢だったのでは?と思ってしまうほど。
しかし、夢ではなかったという証拠が自分の身体にいくつもあった。

身体の至るところにキスマーク。
腰は軋む。
そして股の辺りがヒリヒリするように痛い。

あの二人、ヤり過ぎだ。
性行為事態が初めてだというのに、アイツらは手加減なんてしちゃくれなかった…。

しかし気持ちよさは半端ではなかった…。
あの快楽はもう味わえないかと思うと、ちょっと残念のように思えた。
気を失うまで交わっていた行為を思い出し、思わずカァァァと赤面してきた。

そんな思いを巡らしているとガチャっと不意にドアが開いた。

「あ!メロ!気が付いたんだね。具合はどう?」

ニコニコと笑いながらマットが近づいてきた。

「マット…」

つい先程まで性行為の余韻を堪能していたのに、その快楽を与えた原因の1人が急に現れたのである。
身体がゾクンと反応をしてしまった。

「あれ?メロ、顔が赤いけど。熱でもでちゃった?」

そっとメロのおでこを触るマット。

ビクンっ!

自分でもびっくりするような身体の反応。
そんな自らの反応が恥ずかしくて、更に顔を赤らめるメロ。

「…メロちゃんもしかして」
「言うなァっ!!」

「メロ…。オレはすごく嬉しいよ!
 だってもう近づくだけで拒否られるかもって、すごく思っていたから…
 メロ、愛してる」

眉毛を八の字にしかめさせ、優しくメロの両肩を抱きしめるマット。
それにどう答えていいのか苦悩しているメロ。

「メロ、気がついたんですね」
「!? ニア!??」

思わぬ人物から声を掛けられ、気が動転する。

「な、んでオマエがココに居んだよ?」

「ああ、まだマットから説明を受けていないんですか。
 ・・・メロが気絶した後、私とマットで今後について話し合ったんです。
 まあ当然のことながら、どちらかがメロと二人っきりという空間を作りたくなかったんです。
 私のアジトでもよかったんですけど、メロの気持ちを優先しようということになりまして、
 こちらに私が住むことにしました。
 ま、私ぐらいになればどこをアジトにしようと大差はありませんからね」

「・・・キラはどうするんだよ?」

「キラですか?
 確かに私がLになったので放置はできませんし、放置するつもりもありません。
 ですが、愛しい人を優先にするのは当然ですから」

「つー訳で、これから3人の生活になるから。よろしくな!」




「な、なな、ななな・・・・・!!!!!!!」

「ちなみにベットはコレしかないから☆」

「なンだとーーーーーーー!???????」

メロの悲痛の叫びがこだましたのだった。


おしまい♪



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