| No.9 計画 |
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「では状況確認をしたいのですが、調査は終わりましたか?」 「オレ、オッケ〜♪」 「私もチェック終わりました」 「ああ、現時点のブツの在り処まで確認した」 流石というべきか。 調査を開始してから30分ほどしか経っていない。 彼らは元々天才子供らが多く集められているといわれている ワイミーズハウスという養護施設の出身者である。 そのNo1、2、3がニア、メロ、マットであった。 Lもワイミーズハウスの出身で、Lを超える人はまだいないと言われている。 3人はそれぞれに得意分野があり、部分的にはLをも超えると言われていが 経験の差で、なかなかLには勝てないのであった。 そして3人はLが経営する会社の社員でもある。 そのためブラックサンタが活動する時期は、クリスマス休暇の間のみとなっていた。 「んじゃ、まずオレからターゲットと今までの経緯を話すわ」 マットがLに説明をし始めた。 「・・・・ていう訳なのよ。 人魚の涙は現在本庁にあることまで確認した」 「警察は予告をした当日には人魚の涙を美術館から警察庁に移動しています。 対策本部の中心となっているのはヤガミライトで間違いありません。 翌日にはフェイクを美術館に戻しています。 日本の警察とは思えないほどのスピーディーな行動ですね」 「そして人魚の涙はこの7人の中の誰かが持っている」 メロがパソコンの画面をメインスクリーンに映し出した。 「まず夜神総一郎。月の父親でもある。 相沢周市、模木完造、伊出英基、松田桃太、宇生田広数そして夜神月。 オレの推測では相沢周市が持っていると思う。 年長者の総一郎が体力的な面から排除。 松田桃太、宇生田広数、夜神月はまだ若手だから持てる程の権利と責任がない。 そうなると残り3人となるのだが、この中で一番運動神経がいいのが相沢周市。 何かあったときに走って逃げ切れるまでの体力と どうすればよいかの判断ができるのも相沢周市だと思うから」 「なるほど。状況はわかりました。 で、メロはどうやって人魚の涙を盗むつもりなんですか?」 「今回は篭城戦になる。 本庁となるといろんな配達業者がいるだろうから、 その一つに扮して本庁に入り込む。 それから警察官に化けてターゲットに近づき、浚ってくる。 大まかだかこの作戦で行こうと思う」 「ふむ。その作戦では成功率50%ですね・・・ 相手は当然のことながら部外者をチェックするでしょうから。 いっそのこと関係者本人を使いましょう」 「・・・催眠術か何か使うってことなのか?」 Lの思ってもいなかった発言にメロがいぶかしながら聞き返した。 ![]() 「その通りです」 「オレ、その手はまったく使えないぞ!? どーやって相手に催眠術をかけるんだ!???」 「誰もメロにヤレなんて言ってませんよ。 その手のプロを呼びます」 「うお!マジでいんの!?超能力者っていう類が!」 マットが興奮気味に話に参加してきた。 「そうですよ、マット 世の中は広いんです。驚くようなスキルを持った人が居るんです」 Lの経験の差を見せ付けられた3人だった。 |