No.6 頂点


カチャ。
不意にアジトのドアが開いた。

「おや?失敗とは初めてですよね」

メロは現れた人物を見ることもなく「ああ」と答えた。

現れた人物は、酷い癖の黒髪、黒目、そして目の下には酷い隈を作っていた。
白いTシャツに、だぼだぼなジーパン姿でとてもラフな格好をしている。

彼の名はL。
ブラックサンタが現れる前に世間を騒がせていた「怪盗L」その人であった。
怪盗Lの姿をみた人はいなく、別名「透明人間L」とも呼ばれていたが
盗んだ宝の場所にひょっとこの面を置いていくという特徴もあった。

Lの仮の姿は流河早樹としていくつもの会社を運営する凄腕社長であった。



「!!」

Lの目が見開いた。
その視線の先はニアが複数同時に見ているモニターであった。

しかしながら作業に集中している3人にはLのかすかな反応を気付くものはいなかった。



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