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(7) 『…ふむ。可愛らしくなりましたね、カノン。これが本来の貴女ですか。』 Lは上目遣いで見上げたが、直ぐに姿勢を変え毛布を剥いで私を寝かせた。 『メロがくればカノンが元気になるとは思いましたが、これでは。』 『いっ、痛たっ』 首に噛みつかれる。 ![]() 『妬けますね。』 今度は鎖骨に歯を引っ掛けている。 『L。私は怒っているのよ!なぜ…んっ。』 『理解していませんか?では。私は今現在嫉妬しています。』 Lはメロが触れた髪をクシャクシャにした。 『これでいいでしょう。』 『やめて、酷いわ!』 Lが吃驚した顔をしたのでこちらが驚いた。どうやら触れられたくない、と勘違いしたようだ。 『…撤回します。未だよくありません。貴女はメロが好きなのですか?』 『なっ!?…ああ、もうっ。』 私は限界まで高まっていた身体の熱と、心が浴びた冷水にクラクラしてきた。 『女性の心は不確定で厄介です。貴女を過去から解放して私と真向かって欲しいと考えましたが。こんな反応を示すのですか…。』 Lは無表情に親指をギリリと噛んだ。 『L?私は貴方だけが好きよ。でも今は混乱してるの。』 俯いた彼の手を取って、私の髪を撫でさせる。 『貴方には私に分からない考えがあるでしょうけど、この短時間に過去と今とこの先がゴチャゴチャになってるのよ?』 手を滑らせて頬にも触れてもらった。そのまま大好きなLの指先をくちびるにあてる。 『メロが三年余りどうしていたのか、貴方がなぜこんなコトを仕組むのか、博士が頼んだ薬って何なのか。悔しいやら、嬉しいやら。』 『カノン、私は…』 『ダメ。ストップ。お願いです。今話したくないの。それより…だっ、抱いてくれたら気持ちの整理もつくと思います。だからも、焦らさないで。』 Lは無言で、熱いキスをぶつけてきた。 深く絡みあう舌からイタイほど伝わってくる。 ああ。私はLの恋人なんだ…。 子宮がこれまでにない温かな優しい衝動で彼を欲した。ひとつに溶けてしまいたい。 『カノン。このまま貴女のナカに…中で受けとめてくれますか?』 『ええ、L。きて…』 メロに再会し絵は完成する。約束が叶い、Lと私の恋はようやく実った。 |